「ゴールドビジョン」で夢が現実に?
脳の仕組みを活かして、自然と行動が変わる目標達成メソッドとは?
こんにちは、Juです!
今回は、夢を追いかける全ての人に届けたい一冊
『思い描いた未来が現実になる ゴールドビジョン』久野和禎 著を紹介します。
この本を手にしたきっかけは、図書館で書籍を探しているとたまたま見つけ、タイトルの「ゴールド」そして「ビジョン」と言うワードに引っかかったためです。
特に今の自分は「ビジョン構築」に最も悩みをさいている事柄で、理由としては「ビジョン」=時間の使い方=人生の方向性だと認識してい流ためです。
限りある人生ということは、できることも限られます。
そんな限られた時間(=人生)をできるだけ満足度の高いものにすることがある種の使命だと思っているので、今回はそんなビジョンの構築についてこの書籍を通じてご紹介できればと思います。

この記事を読むことで・・・
・今よりもっとワクワクした未来を描けるようになる
・自然とやりたいことが描ける自分になる
・やりたいこと選びでもう、迷わない
📘 書籍基本情報

- タイトル:思い描いた未来が現実になる ゴールドビジョン
- 著者:久野和禎(コノウェイ株式会社代表取締役社長)
- 出版社:PHP研究所
- 発売日:2016年12月21日
- 価格:1,650円(税込)
ゴールドビジョンとは?
「ゴールドビジョン」とは、以下の2つの意味を持つ造語です
- GOLD VISION:「黄金のように輝くビジョン」
- GOALED VISION:「すでに実現されたかのようなビジョン」
脳の仕組みを活かし、「達成された未来」を思い描く(感じようとする)ことで、自然とその未来に近づくという目標実現法。
NASAやコカ・コーラも取り入れた認知科学×メンタルコーチングのハイブリッド理論です。
脳の仕組みを活用する
著者はこう語ります、
「いいゴール」を設定すれば、一生懸命がんばらなくても、自然とそれに向かって行動できるようになる」
ポイントは「ゴール設定さえできれば、一生懸命に頑張らないこと」
自分探しや、やりたいことを探すことで頑張ることはあるのでは無いでしょうか?
いくら頑張っても、やりたいことは見つからない。それは「ゴール」の見え方を少し変えると叶うのかもしれません。
実は、ゴール設定で大事なことは「脳の仕組み=無意識世界を活かすこと」だったんです。
・どういうことか?
「お金を稼ぎたい」と思えば思うほど、お金は稼げない
「売りたい」と思うほど、売れない
「痩せたい!」と思うほど、痩せない
人間の脳の仕組み上、実は「〜したい」と思うほど、それができなくなりやすいんです。
「稼げていない」人が、「稼ぎたい」と繰り返し、それを思うことで脳に対して「稼げていない」ということを無意識的に強く刷り込ませてしまっているのです。
すると、脳は「稼げていない」ことをより重要なことだと認識し、それの現状維持(コンフォートゾーン)に止まろうとする。
これは動物的本能です。
では、どうすればいいのか?著者は語ります。
脳は、自分が“認識している世界”しか理解できません。だからこそ、未来の理想を“すでに叶ったもの”として認識させることが重要なのです。
その時に感じる「景色・匂い・感情・・・」これらをより鮮明にイメージすることができれば、ビジョンは自然に現実に近づきます。
つまり、脳にこのイメージを語りかける単語で刺激する=「〜したい」ではなく「〜できた」という言葉で夢を語る・書く・または意識することが重要なのです。
ゴールドビジョンの核となる3つのポイント

高いゴールを設定する
脳は「現状維持」を好むので、快適領域=コンフォートゾーンにとどまろうとします。
だからこそ、「達成できるか分からないくらい高い目標」を持つことが、自分を進化させる鍵。
その時に重要なのは、「〜したい!〜ができるようになりたい」ではなく、すでに叶った程で考える先ほどの、「〜
放っておくと、安全な領域から抜け出せなくなるので、変化や成長を求める際は積極的に「挑戦」する方向へ向かおうとしないと行けません。
無意識からその方向に変えていくと挑戦することに対するハードルは下がるので、まずはゴール設定をする必要があります。
とは言っても、このゴール設定が難しい・・・
そんな時のゴール設定のポイントは「すごい軸・やりたい軸・たくさん軸」です。
① すごい軸
→「数を増やす・長くする」(物事の抽象度を上げる)
例)「今いる会社の社長になる」→「業界を変えるような仕事をする」
こんなイメージで、物事の抽象度や長さ・大きさを変えるとゴールが見つかりやすくなります。
これを、繰り返すうちに現状を超えたゴール=ゴールドビジョンが見えてきます。
→つまり、どうやって達成すればいいのか?具体的手段が検討もつかない事柄=ビジョンになるということ。
② やりたい軸
→「心からやりたいこと・夢中」
「年収500万円」や「TOEIC950点」など数字だけをゴールにしても意味がありません。
大事なのは、何をやることでその「数字」を目指すのか?
例え、年収1億円でもそれが自分が嫌々やった結果であれば、人生としての満足度は低くなる。
子供が夢中で遊んでいる時のように、がむしゃらにやりたいからやる理由なくやりたい、その上での明るい未来(ゴールへの目指し方)をイメージすることが重要です。
③ たくさん軸
→「たくさん、ゴールを設定する」
文字通りに、たくさんのゴール設定をすることが「たくさん軸」です。
やりたいことリスト100のような感じで、とにかくたくさんのゴールを書き出す。(著者は300個出したそう)
自分自身の体験×ゴールドビジョン
僕自身、今「世界中の人の心からの笑顔と居場所を一人残らず提供する」を理念に「世界一周」や「ゲストハウスカフェの経営」という大きなビジョンを描いています。
この本に出会い、以下のような意識変化がありました:
- 【Before】:「どうやって叶えるか分からないし、自信もない」
- 【After】:「まずは“叶った前提”で動こう!脳に未来を覚えさせよう!」
特に刺さったのがこの言葉です。
「未来の記憶が、今の行動を変える」
実際に、“世界一周に出ている未来の自分”を想像すると、不思議と今やるべきこと(発信、学び、貯金)がクリアになってきます。
脳に対しての刺激・無意識に対しての意識はあまり考えたことがなかったのですが、この画像の通り人の「意識・無意識の割合は、実は95%が無意識である」という説があるようです。

そう考えると、意識できることに問いかけるより、無意識にアプローチすることのほうが重要かもしれません。
意識・無意識両面にアプローチする取り組みで、「ビジョン」は現実に近づくと感じたので、これからどちらにも働きかけるようなアプローチをしていこうと思います。
ゴールドビジョン 実践方法
本書では具体的に以下のような手法が紹介されています:
- バランスホイール作成
→「お金」「仕事」「健康」「家族」「人間関係」など、人生の各領域を可視化して整える - ゴールドビジョン設定
→達成した未来を具体的に描く(場所・人・感情まで細かく!) - コンフォートゾーンを超える
→「ちょっと怖いけどワクワクすること」に飛び込む
書籍の学びポイントまとめ
- 「〜したい」だけでは脳は動かない
- 脳は変化より現状維持が好き
- 数字目標はイメージを生まない(例:年収1500万はNG)
- 未来の記憶がゴールになる
- 自信は行動の“結果”ではなく“前提”
- 他人のモノサシを外す
- 複数目標で相乗効果が生まれる
まとめ|夢を“前提”にすると、人生は動き出す

「ゴールドビジョン」は、単なる自己啓発本ではなく、脳と無意識を味方にする科学的な“夢の叶え方”です。
もし、
「叶えたい夢があるけど、現実とのギャップに悩んでいる」
「もっとワクワクする人生を生きたい」
そんな想いがあるなら、ぜひ読んでみてください。
未来は、今この瞬間から動かせる。
あとは、“叶った未来”を信じて、今日一歩踏み出すだけです。
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