「海外を旅する時、お金はどう管理したらいいの?」
世界一周を考えている方や、長期の海外旅行の予定をされている方にとって「お金の管理」は非常に重要な課題の1つです。
色んな国に行く上で、常に現金のみを持ち歩くことは物理的にかなり困難だと思います。
世界一周を目指しているけど、実際に海外で持ち歩くカードはどれが安心?海外でも手数料を抑えて効率よく使いたい…そんな悩みを抱えていませんか?

クレジットカードでの引き下ろしを海外で行うと、「海外取引手数料」というものがかかるので非常にもったいない・・・
この記事を読むと、海外用のクレジットカード・WiseカードとRevolutカードの特徴や違いが理解でき、自分の旅スタイルにぴったりのカード選びが叶います。
両カードを比較し、手数料・ATM利用・為替レート・チャージ方法・セキュリティなどを整理し、旅先での実践的な使い分け方法も紹介します。
各手数料、ATM引き出し限度額、両替レート、チャージ速度などを第三者情報や体験レビューにより検証し、公信力の高い数字・事例をもとに、信頼できる解説をお届けします。
▶︎おすすめカード:まずは、結論

◼️ 世界一周におすすめ第1位:Wiseカード
- 総合力No.1:手数料の透明性、ATM引き出し、50通貨対応
- こんな人におすすめ:長期旅行者、複数国周遊、コスト重視
◼️ 世界一周におすすめ第2位:Revolutカード
- 平日両替が魅力:為替市場営業時間内なら両替手数料無料
- こんな人におすすめ:ヨーロッパ中心の旅行、平日移動が多い
▶︎ Wiseカード・Revolutカードとは?

「WISEカード」や「Revolut(レボリュート)カード」は、海外旅行や海外送金、マルチ通貨管理に便利な金融サービスカードです。どちらも従来の銀行よりも手数料が安く、使い勝手が良いとされ、特に旅人・ノマド・海外生活者に人気があります。
・Wiseカード(旧TransferWise)の基本情報
Wiseカードは、海外送金大手Wise社が提供するマルチカレンシーデビットカードです。
- 50種類以上の通貨を1つのアカウントで一括管理・保有管理
- リアルタイムレート(ミッドマーケットレート ※銀行間の実際のレート)採用
- 年会費無料(発行手数料1,200円のみ)
- 世界中のATMから現地通貨で引き出し可能(月2回・3万円まで海外ATM引き出し無料)
- 通貨変換の手数料が格安(0.5%〜2%)
- 日本の銀行口座からチャージも簡単(口座振替など)
・Revolutカードの基本情報
Revolutカードは、ロンドン発のフィンテック企業が提供する多機能デジタルバンキングサービスです。
- 30種類以上の通貨対応
- 平日の外貨両替手数料無料(スタンダードプラン)
- 月25,000円まで海外ATM引き出し無料
- バーチャルカード機能搭載
- アプリで通貨両替・資金管理・支出の分析などが簡単
- 仮想通貨・株・金などの簡単な資産運用機能も搭載(上級者向け)
→2つのカードの大きな違いは、取り扱いの通貨の種類・外貨両替の際の手数料が違います。
クレジットカードでは、「海外取引手数料」というものがかかるので、このWise/Revolutのどちらかのデビットカードを持っておくと安心です。
▶︎ 徹底比較:手数料・ATM・チャージ方法

◼️ 両替レート・手数料比較 (以下 2025年 6月現在)
項目 | Wiseカード | Revolutカード |
---|---|---|
為替レート | リアルタイムレート(ミッドマーケットレート) | 独自レート |
両替手数料 | 0.31%〜0.84%(通貨により異なる) | 平日:無料 週末:1.0%追加 |
年会費 | 無料 | 無料 |
発行手数料 | 1,200円 | 500円(普通郵便) 2,000円(速達) |
◼️ ATM引き出し比較
項目 | Wiseカード | Revolutカード |
---|---|---|
無料引き出し限度額 | 月2回・30,000円まで | 月25,000円まで |
超過時の手数料 | 3回目以降:70円/回 30,000円超過分の:1.75% | 超過分の2% |
対応ATM | Visa/Mastercard対応ATM | Visa/Mastercard対応ATM |
◼️ チャージ方法とスピード
項目 | WISEカード | Revolutカード |
---|---|---|
チャージ元 | – 銀行振込(日本の銀行)- デビットカード- クレジットカード(※制限あり) | – 銀行振込(日本の銀行)- デビットカード- クレジットカード- Apple Pay / Google Pay |
反映スピード | ・即時〜数時間(カード経由) ・銀行振込:翌営業日ほど | ・即時(カード or ApplePay) ・銀行振込:翌営業日ほど |
手数料(目安) | ⚫︎銀行振込:無料 or 安い- デビット:0〜0.5%- ⚫︎クレカ:1.75〜2.5%前後 (推奨されない) | ⚫︎デビット・Apple Pay: 無料または数%- ⚫︎クレカ:やや高め(1〜2%) ※プランによる変動あり |
特徴 | – チャージ通貨は多数(USD/EURなど) – そのままマルチ通貨に即両替可 | – チャージは「日本円」が基本- 両替・支出管理がアプリで簡単 |
🌍 海外からのチャージ | ◎(どこからでもOK) | △(場所により制限される場合あり) |
🛠 推奨チャージ方法 | ✅ 銀行振込 or デビットカード | ✅ デビットカード or Apple Pay(即時反映) |
▶︎ 注意点

Wiseカード注意点:
- カード有効化は必ずICチップ+PIN決済で行う
- 日本のATMではイオン・イーネット・デイリーヤマザキのみ対応
- 残高不足時は自動両替されるが手数料発生
Revolutカード注意点:
- 週末(金曜17時〜日曜18時NY時間)は手数料1%追加
- 月75万円超の両替は0.5%手数料発生
- 一部の国では利用制限あり
▶︎ まとめ:どちらを選ぶ?旅タイプ別 失敗しないカード選び・・・

◼️ 世界一周・長期バックパッカー → 「Wiseカード」
・50通貨対応で多国間移動に強い
・手数料の透明性が高い
・ATM引き出し回数制限が緩い(月2回まで無料)
具体例: 東南アジア6ヶ月→ヨーロッパ3ヶ月→南米3ヶ月の世界一周なら、各地域の通貨を事前にチャージしておけば手数料を最小限に抑えられます。
◼️ ヨーロッパ中心・短期旅行 /現地決済メイン→ 「Revolutカード」
・平日なら両替手数料完全無料
・ヨーロッパでの使い勝手が良い
・カード決済時の手数料が低い/タッチ決済対応
具体例: パリ→ローマ→バルセロナ2週間の旅行なら、平日移動時にRevolutで両替すれば手数料0円で各国通貨を準備できます。
◼️ 最終的な推奨:世界一周初心者には『Wiseカード』
それそれの特徴や注意点をまとめましたが、最終的にぼくのような世界一周旅行者にとっては「Wiseカード」が良いかと思われます。
- 手数料の予測しやすさ:常に同じレートで計算可能
- 対応通貨の多さ:50通貨で世界中をカバー
- ATM利用の柔軟性:月2回の無料枠
- トラブル時のサポート:日本語サポート充実
ぜひこの記事を参考に、世界一周という人生の大冒険をお金の心配を最小限に抑えて、素晴らしい旅を実現しましょう〜!!
参考リンク:
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