雑談って、どうして難しいんだろう?
「初対面で何を話せばいいかわからない」「話が続かない」「うまく盛り上げられない」
そんな雑談の悩み、きっと誰しも一度は経験あると思います。
僕自身、営業職のときも、旅で人と出会うときも、いつもこの“雑談”が鍵を握っていました。
大切だけど、非常に悩ましいポイント。それが今回紹介する「雑談力」
そんなとき出会ったのが、中田敦彦のYouTube大学『一流の雑談編』という動画。
話のきっかけ、盛り上げ方、聞き方、終わらせ方まで、一流の人たちが無意識にやっている雑談の技術がこれでもかと詰まっていたんです。
この記事では、動画の内容をベースに、自分の実体験や視点も交えながらまとめてみました。
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雑談力の本質とは?

雑談力とは、ただのおしゃべりの上手さではありません。
それは「相手との関係を築き、深める」ための技術です。
しかも重要なのは、“話す力”と同じくらい“聞く力”が大事だということ。
実際に旅先で仲良くなった人たちも、話がうまいというより、“こちらを気持ちよく話させてくれる人”ばかりでした。
雑談の5ステップ
動画では、雑談には5つのステップがあると解説されています。順に見ていきましょう!
① 雑談を始める ―「きっかけ」は準備できる(3つのポイント)
- 挨拶+2つの言葉:「おはようございます」これで終わるのは2流。
→「今日、朝早いですね」→「昨晩はぐっすり眠れましたか?」 - 笑顔を忘れずに:第一印象は表情が9割。明るい表情で空気が和みます。
- 名前を反復する:相手の名前を意識的に呼ぶことで、距離が一気に縮まる。
雑談でも、こと営業でも大切なのは「アイスブレイク」いかに心理的距離感を縮められるか。
その時に、上記3つのポイントを押さえることで距離感の溝が縮まります。
特に意図的に「名前を呼ぶ・復唱する」ことは簡単だけど強力です。
② 雑談を広げる ―「ズラす」と面白くなる
- 相違点を探す:「普段は何してるんですか?」「なぜそれを選んだんですか?」
- ビフォーアフターを褒める:「前よりすごく雰囲気変わりましたね!」など、変化を見つけて伝える。
会話をする中で、相手と全て意見が完璧に同じかというとそうではないことが多い。
そんなときは「インタビュアー」になって質問することが大切です!
つまり、対になり意見を言うのではなく「関心を寄せ聞き入る」
③ 雑談を聞く ―共感と励ましが“空気”をつくる
- ネガティブな話には、松岡修造ばりの励まし:「絶対大丈夫!」「うまくいくよ!」
- 全力でリアクションする:「それいいねー!」「めっちゃ美味しそう!」
- 反対意見は“ズラして”質問する:「へえ、いつから始めたんですか?」
共感+質問が、相手の「もっと話したい」を引き出します。
営業でも、相手の悩みに対して「わかりますよ」だけじゃなく、「その時どう感じたんですか?」と深掘りすると、信頼が一気に深まったりします。
肯定(共感を寄せる「そうなんですか!」「すごいですね」)+質問で話は膨らみます。
特に「すごいですね」は良くも悪くもどちらの意味も含まれているので効果絶大。
④ 雑談を盛り上げる ―話し方にも“演出”を
- 例え話・擬音・一人二役などで臨場感を出す(物語を役に入り話す)
- 場の役割を見極める:「話す人・聞く人・回す人」のバランスを意識する
盛り上げ役に徹するのも立派な雑談力。
一人芝居みたいな話し方や、突然“あるある”ネタを挟むだけで、場が一気にあったかくなります。
また、一流の雑談力のある人はメンバーの役割を見分けて、その場に応じて話す・聞く・回すどれに徹するかをコントロールします。
⑤ 好印象を残す ―終わり方が次につながる
- 具体的なエピソードに言及:「さっきの〇〇の話、めっちゃ印象的でした」
- 次回予告を入れる:「今度〇〇の話も聞かせてください!」
別れ際って、実はめちゃくちゃ大事。
営業のアポイントや次に繋がる・会いたくなるかどうかは「次回予告にいかに期待を持てるか」です。
「また話したいな」と思わせる工夫ができると、人間関係はどんどん広がっていきます。
効果的な“心構え”も忘れずに
テクニックだけじゃなく、姿勢やマインドも雑談では超重要。
- 相手に体を向けて、しっかりリアクションをする
- 自己開示はカードゲームのように「1枚ずつ」
- 自信を持って話すことで、ポジティブな空気が伝染する
- 「自分はラッキーだ」と思うことで、人への感謝が自然に出る
結局はどんな「小手先のテクニックを持っているか」ではなく、大切なのは「どんな想いで取り組むか」が何よりも大切です!
その思いさえ持っていて、整理できていれば思いはきっと相手に伝わるし、それがあればあとはどう工夫するかだけです。
まとめ:雑談は人とつながる“魔法”であり、人生を豊かにする武器

雑談力は、単なるおしゃべり力ではありません。
「人間関係を育てる力」であり、「人生を豊かにする力」だと思います。
・相手を観察し、
・共感しながら話を広げ、
・明るくポジティブな空気をつくる。
僕は住宅営業時代、会話の上手さより「聞く力」で成果が出ると少しづつ感じました。
相手を立てて、共感しながら会話を広げていくことで、自然と信頼が生まれます。
いかに相手に憑依できるか、それが雑談・コミュニケーションにおいては大切です。
だからできるだけ、「共有点」を見つけようとしたり、「共感したり」その中で、相手を理解できれば円滑な環境づくりは叶うと思います。
また、旅中の雑談では会話の入り方次第で、その出会いが一瞬で終わるか一生モノのつながりになるかが決まります。
勇気を出して、一言声をかけたから今でも人とのつながりがあったりと「雑談への勇気」は人生を変えるきっかけを握ってたりすると思います。
そう考えると雑談って、人生の質を上げる“技術”だと感じます。
これらを日常で少しずつ実践していけば、きっとあなたの雑談も“武器”に変わっていくはずです。
👉 あなたが「この人、雑談上手だな」と思ったエピソードがあれば、ぜひコメントで教えてください!
みんなで“雑談力”を磨いていきましょう。
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